インテリアイメージを極める|コーディネートの基本

皆様がお好きなインテリアはどんなものでしょうか。
アメリカンポップ・西海岸風・ジャパネスク・ブルックリン・モダンetc…インテリアイメージは沢山の種類がありますね。
ご自身のお好きなインテリアイメージを分析してその性質をご理解いただくことで、
お部屋やお店をカスタマイズする際に迷うことなくコーディネートすることが出来ますよ。プロ目線でのインテリアの分析の仕方をお伝えしちゃいます。
ちょっとばかし抽象的で高度なお話になるかもしれませんが
出血大サービスなのでぜひご覧になってみてください。

 様々あるインテリアイメージですが
 基本的にはこの4つの方向性によって大別されます。

 温かみがあって軽い ナチュラル
 冷たい感じで軽い クリアクール
 温かみがあって重厚感がある= エレガント
 冷たい感じで重厚感がある= ダンディ

その方向性は、色・素材の質感・素材のカタチなど多くの要素によって決められます。感覚で何となく理解できる方も多いかと思いますが一応まとめてみます。

・カタチについて
丸い、曲線的= 温かい
四角い、直線的 = 冷たい
シンプル、装飾少 = 軽い
複雑、装飾的 = 重い

・色について
赤、黄色、オレンジ、茶色、ベージュ、ピンクなどの暖色 = 温かい
青、緑、紫、グレー、ブラック = 冷たい
白、グレー、淡い色 = 軽い
黒、濃い色 =重い

・素材について
毛足の長い布、表面に質感のあるクロスや塗り壁など = 温かい
光沢のある布、ガラス、ツルツルのタイル、金属 = 冷たい
綿や麻などの自然素材、竹、明るい色の木、軽めの石、紙、薄い布 =軽い
金属、重い石、濃い色の木、ベロアなど分厚い布 = 重い

それでは、イメージのカタチ・色・素材に注目しながら
4つのインテリアイメージを見てみましょう。

 ナチュラル

 白い壁、淡い木の床が軽さを、曲線的で素材感のあるパーツが温かみをもたらしていますね。
 リネンのカーテンやざっくりとしたベージュのラグなどがナチュラルな要素です。
 出展:ヨムーノよりhttps://www.o-uccino.jp/article/posts/55138

 クリアクール

 モノトーンカラーとミニマルなフォルムのインテリア。
 色味のない無機質なカラーリング、細い脚の丸みの少ないソファ、
 スッキリとパイプで作られたリラックスチェア、
 角の立ったテーブルやキャビネットなどがクリアクールの要素です。
 ブルーが入っていなくてもクールな印象ですね。
 出展:me&mybentleyよりhttps://meandmybentley.tumblr.com/post/43133609211

 エレガント

 どこを切り取っても装飾的で豪華
 女性的な曲線を感じさせるエレガントスタイルです。
 ここまでリッチなのは、日本のお家ではあまり見かけません。
 もう少しソフトで現代的なエレガントも一つ載せましょう。
 出展:eye for design より(https://eyefordesignlfd.blogspot.com/2018/05/decorating-french-style-with-louis-xv.html

 出展:Eye Candy: Really Pretty Feminine Rooms
 https://www.designmattersblog.com/eye-candy-really-pretty-feminine-rooms/
 これは如何でしょうか。
 温かく淡いカラーでまとめた繊細でシックなエレガントです。
 このように、同じ分類のなかでもイメージの開きは結構あります!

 ダンディ

 出展:HomeWorldDesign
 https://homeworlddesign.com/waterworks-presentation-centre-in-toronto-by-cecconi-simone/
 ブラックや濃いブラウン、冷たそうな革のソファ、レンガやコンクリート
 金属質がダンディらしさを作り上げています。
 アイアンやコンクリート、ヴィンテージメタルなども
 ダンディのキーワードです。

ざっくりとこのような根拠に従って4つに大別され
それらが複雑にミックスされ様々なインテリアイメージが成り立っています。

それでは、少し個性的なインテリアイメージごとに分析してみましょう。
あくまでもその写真の分析です。インテリアイメージにも幅がありますのでご注意ください。

 ミッドセンチュリーモダン

 クリアクール 40%
 ナチュラル 40%
 ダンディ 20%

 スッキリしたフォルムのクールな感じと、曲線
 木のナチュラル感がよく合います。
 アクセントにブラックやメタリックを多用することから
 ダンディ要素も含まれます。
 40〜60年代のインテリアと定義づけられているようです。
 レトロだけど新しい、個人的にはとても好みです。
 出展:名作家具とデザインの話https://ogitaka.com/2017/11/22/mid-century/

 シノワズリー

 エレガント 40%
 ダンディ 35%
 ナチュラル 35%

 シノワズリーデザインの特徴は、中国らしい直線的な格子と
 華やかな柄物の組み合わせです。
 それらにより、デザインによって割合は異なりますが
 全ての要素が含まれていると感じます。
 重厚感のあるダンディとエレガントのミックスが基本ですが
 アジアらしい自然素材もよく合うためナチュラル要素も含まれます。
 出展:http://playfulbox.net/http://playfulbox.net/2014/08/03/%E3%83%AD%E3%82%B3%E3%82%B3x%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%81%AEmix%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%AB%E5%80%8B%E6%80%A7%E7%9A%84%E3%81%AA%E3%82%B7%E3%83%8E%E3%83%AF%E3%82%BA%E3%83%AA/

 シャビーシック

 エレガント 60%
 ナチュラル 30%
 クリアクール 10%

 シャビー:古めかしい、使い古された
 シック:垢抜けた

 この2つの意味を掛け合わせたようなデザインのインテリアです。
 淡い色合いでスッキリしてはいますが
 装飾的なアンティークや木を多用し
 女性らしい柔らかさのあるインテリアイメージです。
 出展:TopHomeDesigns(http://www.tophomedesigns.com/25-cozy-shabby-chic-furniture-ideas-home/

 和モダン

 ナチュラル 90%
 クリアクール 10%

 和モダンは、木のナチュラル感を最大限活かしつつ
 都会的なクールな要素も併せ持つインテリアです。
 基本的には和の様式をモダンにまとめたものです。
 出展:アキュラホーム(http://www.aqura.co.jp/gallery/sw0096/detail/95/

 ブルックリンスタイル

 ダンディ 60%
 ナチュラル 30%
 クリアクール 10%

 ブルックリンスタイルは、ダンディな工業デザインの無骨さに加え
 ヴィンテージ感のある木や革などの温かみとナチュラル感を
 ミックスしたようなイメージです。スッキリとモダンな雰囲気も持ちます。
 出展:songdream(http://songdream.jp/blog/23676/

お好みのインテリアは見つかったでしょうか?
インテリアイメージはもっともっと細分化することができ、とてもご紹介しきれませんので、このくらいにさせていただきます。
プロはお客様の好みや生活スタイルを十分ヒアリングし、これらの要素をどう組み合わせていくのか練っていき、インテリアイメージを時には新しく作り出しご提案しています。

お、いいな!と思ったインテリアの写真から、
どんな要素がご自分にしっくりきているのか分かれば
お部屋やお店づくりで再現したり
デザイナーに正しくご要望を伝えることが容易になります。

ぜひ、ご参考になさってみてください!!

ご覧いただきありがとうございます。

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